海育で自慢できる町へ

海育で自慢できる町へ ~海育で観光客を取り戻す~

2014年9月28日

30代以上の人には懐かしい“あ~あ~、くじゅ~うくり~はまぁ~、ゆ~うひ~がな~いている~~~パヤパヤ♪”という唄。ご存知、Mi-Keさんが歌う『思い出の九十九里浜』です。この歌がヒットした1991年ごろ、夏になると九十九里浜は海水浴客でごった返していたと地元の方は話します。

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しかし、近年はどうでしょう。よく海水浴客、観光客が減少していると耳にしますが、九十九里浜の中ほどに位置する九十九里町の海水浴客入込数を調べてみると、2002年985,200人の海水浴客に対して、2013年は260,773人、10年で約4分の1まで減少してしまっているようです。

これは、東日本大震災の影響も否めないですが、理由はそれだけではないように感じています。

ハワイやカリフォルニア、湘南など海を主要な観光資源とする場所はもちろん、京都や大阪、奈良などの観光地は、そこに住む人が自分の土地を自慢します。海外は特にそう、「この景色は世界一なんだぜ~」「ここのごはんは本当に美味いんだ!」なんて言われたら…行きたくなっちゃいますね。

一方、九十九里エリアは九十九里浜という雄大な自然があるのに、地元の人はなかなか身近な場所ではないようです。理由は、海は怖いから、砂が嫌だから、昔からお母さんが行くなって…とさまざま。地元の人が愛していない海に、観光客が行きたいと思うか…答えは残念ながらノーですね。

海育で自慢できる町へ

~地元の人が海を好きになり自慢すれば、観光客も増えるはず~

そんな想いに忠実に、「親子でビーチクリーン」というイベントを立ち上げ開催している返町ご夫妻。「親子で」としたのは、地元の子どもたちに参加してほしいから。子どものうちから海を大好きに、そして海を大切に思えたら、その子どもたちが大人になったときに九十九里の素晴らしさを発信する存在になれるだろう、という希望を込めて。

海育で自慢できる町へ

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すでに1年以上開催を続けている「親子でビーチクリーン」の参加者からは、「久しぶりに海に来て楽しかった」「子どもと海と環境に触れあえて良かった」との声が届いています。

また、多額ではないものの、イベント開催には資金が必要です。その資金を得るために、一年に一度フラダンスのイベントを開催し、その収益の一部をビーチクリーンの運営資金に充てています。同時に、多くの地元の人が集まるイベントを開催することで、「親子でビーチクリーン」を広く知ってもらいたい、とも考えています。

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とはいえ、課題は山積み。いまは、返町夫妻の想いのみで動かしていますが、幼い2人の子どもを抱えながらのイベント企画運営はどうしても制約が出てきてしまい限度があります。この想いに共感できる方は、ぜひ企画から関わってもらいたい、そう強く思います。子どもたちの環境教育、一見地味に思えますが、これから地球で生きていく上でこれほど大切なことはないと思っています。

by kaori

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