ミライカフェVol.16事務局レポート(7月13日開催)

2014年9月29日

7月13日、雨の少しぱらつく中、横芝光町の会場に人が集まってきました。
第16回目となるミライカフェは、これまでに何度か使用させていただいた会場のちょうど対面に建てられたばかりの、NANじゃMONじゃさんのフロントスペースをお借りして開催しました。いつもよりも少し小さめのスペースですが、真新しい建物のにおいに包まれつつ、いつもよりも少し他の方々との距離が近め。顔をつきあわせてお話をするにはちょうど良いくらいの「キュッと集まった感」の中、会がスタートしました。

第一部では、まず事務局の秋葉より簡単なご挨拶ー 前回の第15回ミライカフェ開催から、実に4ヶ月も空いてしまいましたが、その間、事務局内で話し合った今後のミライカフェの運営方針についてお話しました。
主に二つの変更点があります。

1つ目は、開催場所について。
これまでミライカフェは、九十九里エリア全体を対象に様々な市町村から参加していただきたい、また様々な市町村でホットなテーマを取り上げたい、という思いがあり、開催場所を点々としてきました。その思いには変わりはないのですが、今回から当面は開催場所を、事務局が活動拠点としている横芝光町にさせていただききたい、とお知らせしました。
実はこれまで、様々な市町村でミライカフェを企画する際、最も頭を悩ませたのが会場探しでした。十分な広さがあって、十分な駐車場があって、アクセスが悪すぎず、会場費が高くなく、可能であればプロジェクターがあって、飲食が可能であれば尚良くて、、、、という条件にあてはまるなんとも素敵な会場スペース。市町村にひとつくらいは絶対あるだろう、誰か知っている人がいるだろう、と毎回挑むのですが、案外見つからないもの。。。 会場探しに大きな労力をかけることよりも、内容の充実にその分向かおう、という判断です。
横芝光町までだとだいぶ遠くなってしまうという方には大変申し訳ありません。ただ、ミライカフェはもちろん、どの市町村の方でも参加、大大ウェルカムです。たまに、ちょっと今回のテーマは興味あるな、という時、すこーしドライブを楽しむ気持ちでいらしていただけたらと思います。

2つ目は、開催頻度について。
これまで1、2ヶ月に1度という頻度で開催してきたミライカフェを四半期に一度、つまり3ヶ月に1度を目処の開催とさせていただきます。これもやはり上記同様の理由です。事務局側でもテーマについての準備をしっかりとして、早め早めの開催告知ができるようにしていきます。

さて、秋葉からのお知らせの後に、2013年11月に実施した第1回ミライ総選挙の中間報告会を行いました。ミライ総選挙に立候補してくださった5組の方々から、今あのプロジェクトはこうなっています、自分はこう活動しています、という簡単なご報告をしていただきました。これについては、ブログでご紹介していますので、そちらを是非ご覧になってください。

第1回ミライ総選挙中間報告 コレカラ99ブログ「おっぺせ九十九里」

休憩を挟み、第二部が今日のメインのテーマ:「ご近所づきあい」について。
今回のテーマでディスカッションを行うにあたり、事務局の美濃輪と藤田で、それぞれの嫁いだ家のご近所づきあいについて少し事前にリサーチをしてきました。どちらの家にも割と似たようなご近所づきあいの枠組みがあり、郵便番号が付与されている町域の中に、さらに行政区(青年館などが1館建てられる区域)があり、その中に集落/部落が入れ子のようにあるという構造でした。その中でも、ご近所付き合いを最も密に行っている親世代(60代以上)にとって、最も身近なご近所づきあいは集落/部落のご近所付き合いであるようでした。とはいえ、どの枠組みにもそれぞれのカタチのご近所づきあいがあり、そこには子安講など信仰と深い繋がりのあるものや、草刈りや消防団など地域の管理や自衛と関わるものなど活動内容も様々です。

そんな話を参考に、ここから皆さんに3つの班に分かれていただき、ご自分の接しているご近所づきあいや、理想のご近所づきあいについて、などフリーディスカッションに入っていただきました。この日は各班5〜6名ずつとなり、司会、書記、発表者の3つの役割を分担していただきながら各自話を進めていただきました。

発表の時間— 最初の班は、嫁いできた、ここで生まれ育った、移住してきた人が混在していたようです。都市部のご近所付き合いの希薄さや表面的な関係を経験し違和感をおぼえながらも、この地もこの地でわたしたち世代にはまだ馴染めない感がある、結婚し子どもを持たないとご近所付き合いは親世代のもの、というイメージを持っているようでした。また、複数あるご近所付き合いの行事の意味を理解せずに、「親に言われたからなんとなく~」と参加しているのは良くない、それが惰性に繋がる、との話も出たそうです。これからは、とにかく挨拶をしまくってみよう、という方や、部落に顔を出してみようと思う、と話している方もいて、それぞれのご近所付き合いの形を再考できる良い機会になったようです。

次の班は、まず消防団に入団することについて、ご自身なりにどうしてその必要があるのか理由を明確にした、という話をしてくださいました。消防署や消防車が必ずしも至近にあるわけではない田舎の住民にとって、自分たちで家族や友人の家や生活を守ることが必要だ、と実感を持つことで、消防団に参加することができたというお話でした。また、この班では地域によって、祭りなどの文化を守ろうとする集落の姿勢に違いがある、という発見があったそうです。例として出してくださったいすみの方では、こどもたちが祭りの日は早く下校して神輿を担いだり、またその年の役員となった住民が、集落中の集金を、全員分集まるまで必ずするという習慣があるそうです。
さらに最後に発表をしてくださった班では、上総・下総という昔からの地域での違いについての話から、なぜか上総掘り(井戸堀りの手法)についてのお話にまで話が飛んでいった、とのユニークな報告。そこからさらに、移住やUターンをして来られた方が、地域に溶け込んでいくためのご近所付き合いとして、積極的にお役を引き受けることや、集落の中でも発言力のある方にお話をする必要性などについて発表してくださいました。

どの班にも、長くその地域に住まわれている方や、移住の方、親世代がご近所付き合いをしていて自分はあまり、、、という方など様々な立場の方がいらっしゃる中、それぞれの視点でのご近所付き合いが少し垣間見えた1時間となりました。

中には、ご近所付き合いが普段は全くないという方や、どう溶け込んでいったらいいのか分からない、という方もいらっしゃると思います。まずは、ご自分の住む地域にどういうご近所づきあいがあるのかを知ってみる、そして次のステップとして、今あるご近所付き合いをどう守っていくのか、または時代に合わせてどう変えていくのか、考えてみる。ひとりひとりがそんな思いを頭の片隅に置きながらご近所の方と接していけたら、またひとつ、自慢できる地元に近づけそうです。

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